ダウンコートやジャケットは、その中綿であるダウンの品質で、暖かさや着心地が決定します。高級ダウンには、主にヨーロッパ産のダウンが使われているようです。ところが今年、日本産の高級ダウンが発売されるとのニュースを耳にしました。
ダウンが、羽毛が、日本産?!そんなの、見たことも聞いたこともない!!しかも、高級食材として食通がこよなく愛す「京鴨」のダウンというじゃないですか。そのダウンジャケットの発売元は「山陽商会」。
そう、バーバリーの日本ライセンス権を持っていることで有名なアパレルメーカーです。同社は今年創立70周年を迎え、その特別企画「ジャパン・クオリティー」の一環として、「京鴨ダウン」を打ち出すそうです。
京鴨は、高級食材として流通しているもので、衣料の素材として使われることはなかったそう。これだけでも「山陽商会」の意気込みがわかるというもの!!その品質はというと、ダウンの反撥力を示す
フィルパワーはなんと700!!
一般的な高品質ダウンは550だから、かなりのクオリティー。今まで肉意外は捨てられていたのでしょうか、いやあもったいない!だとしたら、衣料用に羽毛を確保するのは何年かを要するのではないかと思われ、このプロジェクトは結構な長期計画だったと想像できます。
残念ながら、メンズしか展開していませんが、今季ファッショニスタの注目株になることは間違いなし!!「ザスコッチハウス」「アレグリ」「イルファーロ」「サンヨー」「フランコプリンツィバァリー」の5ブランドで展開されるそうです。
気になる価格は4万3,000円~9万5,000円。
その希少価値と品質から言えば、この価格は妥当じゃないと思うのですが、いかがでしょうか。