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2013年10月29日火曜日

ストリートテイストを取り入れながらも品があるラコステ

ここ数年、ラコステに注目しています。ご存知の通り元々テニスウェアを作っていたブランドなのでスポーティで爽やかな印象の服ですが、近年はストリート系のテイストも取り入れ、ミッドセンチュリーの匂いもしてとにかくカッコいい。ミリタリーコートやモッズコートも、ハード過ぎず上品。良家の子女やお坊ちゃまが、ストリート系の服を身に付けているといった風情がたまらなくいいのです。

さて、肝心のダウンジャケットやコートなんですが、メンズ・レディース共に価格は3万円代後半と、なかなか手頃なお値段が魅力です。3万円代のダウンって、実はなかなかないんですよ。1万円代の安いダウンは探せても、3万円代は本当に少ない。機能性とデザインを両立させたダウンは、5万円以上のものに集中しているのですが、ラコステのダウンはお手頃価格にもかかわらず、このふたつをクリアしている貴重なブランドです。


2013年10月27日日曜日

現代のカウボーイに捧ぐ、ロッキーマウンテンフェザーベッドのベスト。

今回も男子用ダウンのおすすめブランド紹介です。ロッキーマウンテンフェザーベッドは、1960年代後半、アメリカ・ワイオミング州(俗称カウボーイ・ステイツ)のジャクソンホールで誕生しました。

継ぎ目の無い一枚革を使ったウエスタンヨークのダウンベストは、フェザーベッド(羽毛ふとん)のように温かく、カウボーイたちに愛されブランドのアイコンとなります。しかし、1980年代にブランドは消滅。しかし、ロッキーマウンテンフェザーベッドのコレクターである日本人男性が20年の歳月をかけて、研究と試作を繰り返し、2005年秋、見事にこのブランドは復活を遂げるのです。

一枚革を使ったウエスタンヨークをはじめ、伝統は守りつつもオリジナルを超えるプロダクツを次々と発表。ロッキーマウンテンフェザーベッドのダウンベストは、世界中の人々を魅了しています。

カウボーイの御用達ブランドのダウンベストなんで泥臭そう…と思うと大間違い。シルエットが細身なのでダウン特有のモコモコ感が全くなく、スタイリッシュに着こなせます。カラーバリエーションも豊富で、定番のナイロンクリスティのほか、ウールやハリス・ツイードなど生地によっても全く表情が異なるので、いろんな着こなしが楽しめます。

デニムジャケットの上から羽織ってリアルカウボーイを目指すもよし、ニットカーディガンとレイアリングして優しい男らしさを演出するもよし。ちなみにレディスもあるので、デニスカやウエスタンブーツと合わせるとキュートなカウガールの完成です。

2013年10月26日土曜日

パーティ会場へ着ていくダウン「モンクレール ガム・ルージュ」

セレブリティが冬場にパーティ会場を訪れるシーンには、大体毛皮のコートを着用していますよね。毛皮の下には肌を露出したドレス。でももし、セレブがそんなありきたりな装いに飽きたとしたら…ダウンでパーティもアリ。「モンクレール ガム・ルージュ」の20132014年秋冬コレクションを見てそう思いました。

モンクレールというブランドは、アウトドアファッションに過ぎなかったダウンを、モードの粋まで高めたというところに功績があります。ジャンバティスタ・ヴァリによるコレクションは、ファーなどラクジュアリーな素材にダウンを使うことにより、アバンギャルドでありながら品格を感じさせる仕上がりに。特にコレクションのメインとなるピュアホワイトのシリーズには、スワロフスキーがふんだんにあしらわれ、ため息が出る美しさです。毎シーズン驚きのダウンを展開してくれるモンクレールから目が離せません。

2013年10月25日金曜日

PENFIELD USAとAnd Aのコラボダウンに注目!

今回は男子におすすめのダウンです。

ペンフィールドは、アメリカのマサチューセッツ州創業のアウトドアブランド。ニューイングランドの厳しい気候に耐えられるよう作られたアウトドアファッションは、機能性・実用性に富んでいます。LLビーンなどアウトドアブランドの商品も、実はペンフィールドが製造していたのです。

ペンフィールドはアメリカだけでなく、ヨーロッパの中では特にイギリスで人気。セレブの間でも愛用者は多く、オアシスのステージやエリック・クラプトンのMVで着用したことで、さらに人気に拍車をかけました。


ペンフィールドが手がけるデザインは、良くも悪くもアメリカ的。それが良いと思う男性も多いことでしょう。よりスタイリッシュさや新しさを求める男子におすすめなのが、日本のブランドAnd Aとのコラボダウンです。柄はドットとカモフラージュの2タイプ。これがとってもカワイイ。表地はデザイン性だけでなく、DURABLE WATER RESIST(通称DWR)加工が施されており、耐水性がありながら通気性を維持。ダウンは、550フィルパワーだから保温性も充分です。これで、35,700円はお値頃ではないでしょうか。機能・品質・デザイン・プライスのバランスがとれたこのダウン、20131021日現在予約受付中で限定数量に達し次第、受付終了するそうです。

2013年10月23日水曜日

ラグジュアリーな大人のダウン、マックスマーラ。

エレガントでラグジュアリーな大人の女性にしか着こなせないブランド、マックスマーラ。特に毎シーズン展開されるコートは上質で知られています。特に日本では価格という意味でも大人しか手が出せない高級ブランドですが、パターンが大人の女性の身体に合わせて作られているので少女の身体で着るのは少し無理があると言えます。

日本人離れした、欧米タイプの背の高い女性に似合いますね。ダウンコートも試着するとわかるのですが、多少大きめに作られています。背が高くてあまり似合うダウンがないとか、大人の雰囲気のダウンが欲しいという方は、マックス・マーラで探してはいかがでしょうか。

2013年10月21日月曜日

極寒地で戦ってきた、質実剛健さがカッコいい「カナダグース」

有名・老舗のアパレルブランドも長引く不況でコストダウンを迫られ、次々と生産拠点をアジアに移しています。このような状況下でも、発祥地での生産を貫く頑固なブランドがあります。カナダの「カナダグース社」もそのひとつ。1957年の創業以来、現在に至るまで「メイド・イン・カナダ」にこだわり、革新し続ける技術の下に、品質を向上させているブランドです。

カナダ北部や、氷点下60度以下で作業している南極で暮らしている人々にも愛用されているというだけあって、温かさは折り紙付き。丁寧に手詰めされた625フィルパワーの高品質ダウン、表地には雪をも弾く耐水性でありながら通気性に優れているという独自のArcticTechを使用し、袖口は冷気を通さないリブ編みという徹底ぶり。

カナダグースのダウンジャケットやコートは、ぜひ男性に着て欲しい。カナダグースのテクノロジーを集結した「エクスペディションパーカ」や 軍の特殊部隊のジャケットをモチーフにした「ガムループス」など、とにかくその質実剛健さがカッコいいんです。バイカーやミリタリー系のファッションが好みの方も要注目です。

南極や北極で使われているダウンなんて日本で着ると暑いんじゃ…と心配する人も多いかと思いますが、日本の気候や体型に仕立て直した「日本モデル」を展開しているのでその点は大丈夫。このダウンで下はシャツだけ、それでも格好良くて温かい。オバマ大統領やキムタクが着て日本の人気も急上昇中です。

2013年10月18日金曜日

モンクレールの製造元、PYRENEX(ピレネックス)が買い時?!

モンクレール、デュベティカといえば、言わずと知れたダウンブランドですが、そのダウンを製造している会社、いわば下請け工場が立ち上げたブランドがピレネックスです。ピレネックスのダウンジャケットは、かなりモンクレールのスタンダードなダウンジャケットにデザインが似ています。

おまけに、胸とか腕とかにワッペンまで付いてますから、「モンクレール作っている会社ですよ」と主張していると言わざるを得ない。

もちろん、下請け工場だから、デザインが似ているからといって、モンクレールと品質が同じというわけではありません。モンクレールは、表地も羽毛も最高級のものを使っていますが、そこまでは真似できない。しかし、ピレネックスが使用しているのは、700~800フィルパワーのオリジナルダウン素材「エルデヴェン」です。

一般的には550フィルパワーで高品質と言われているのですから、充分に品質を追求していると言えるでしょう。そして価格はジャケットで平均5万以下。今はまだ知られていないブランドですから、これから価格が上がることも考えられますし、今が買いかも知れませんね。

2013年10月17日木曜日

ユニクロのウルトラライトダウンを新しい服として考えてみる

今まで数々の高品質・高級ダウンブランドを中心にお話してきましたが、このブランドの話も避けては通れないなと思いました。そう、ユニクロです。言わずと知れた日本が世界に誇るファーストファッション・ブランドです。

私がはじめて出会ったファーストファッション(なんて言葉は当時ありませんでしたが)のブランドは、香港のジョルダーノでした。90年代の初頭だったと思います。バーゲン時期に香港へ行くと、当時のレートで換算して2000円を超す服はほとんどなく驚いたものです。

ジョルダーノはもちろん今も健在で、アジアを中心に店舗展開を進めていますが、近年のユニクロのようにニューヨークやパリの一等地に大型店を構えるまでには至っていません。H&Mやフォーエバー21も目覚ましい勢いで世界に店舗を展開していますが、これらとユニクロを比べても、同じファーストファッションとはいえ一線を画しています。

そう、「クオリティ」の差が明らかなのです。生地や縫製はもちろん、ディスプレイや接客態度に至るまで、徹底したクオリティの良さが貫かれている。しかも、毎年毎年そのクオリティは更新されているのだから凄い。企業努力がこれほど目に見えてわかる会社はありません。


前置きが随分と長くなりましたが、ようやくダウンのお話です。毎年秋にユニクロで展開されるウルトラライトダウン。この一着を、他のブランドのものとくらべて「少しのダウンしか入っていない安価なペラペラダウン」と一言で片付けるのは、あまりにもつまらない。ユニクロは、安さと品質のバランスを提案という形で、新しい価値観に置き換えているのです。薄いダウンだから、ニット感覚で羽織る、ジャケットやコートのインナーとして着こなす。部屋着やナイトウェアにも良いかも知れない。コーディネイト次第では、秋口から真冬まで、幅広く活躍してくれる一着になってくれるのです。高級ブランドのダウンとは違う角度から見て、私はユニクロのダウンを面白いと思います。

2013年10月13日日曜日

今最も熱いダウンウェアブランドPEUTEREY(ピューテリー)

今もっともアツいダウンウェアブランドと言われているのが、イタリアのピューテリー。イタリアのダウンメーカーの名門「ジオ・スピリット社」が手がけています。デザインはいたってシンプルですが、それも質の良さに自信があってこそ。メンズは、デニムにはもちろん、スーツの上にも羽織れそうなダウンコートが揃っています。

レディスは「カッコいい系」ですね。ダウンに甘さを求めない、クールなデザインを愛する方におすすめです。お値段は、ダウンコートで10万超え(日本販売価格)。ショッピングサイトでアウトレット品を安く手に入れる方法もありますよ。

2013年10月11日金曜日

Stormseal (ストームシール)のダウンダッフルコートが可愛い!

マッキントッシュといえば、英国の老舗コートブランド。ファッション好きなら、マッキントッシュのゴム引きコートは一着は欲しいマストアイテムですね。そのマッキントッシュが作ったダウンコートの専門ブランドがストームシールです。

ストームシールらしいダウンコートは、何といってもGULVAIN『ガルヴァイン』 と名付けられたダッフルコートタイプのダウン。ダウンをダッフルコートにしちゃうなんて、さすがマッキントッシュですよね。

ダッフルコートといえば、存在感のあるフードやグルボタンが特徴ですが、 ガルヴァインにもしっかり受け継がれています。ダウンでありながら、すっきりとしたシルエットが特徴。短めの丈も軽やかで着やすいデザイン。メンズのみの展開のようですが、サイズが合えば女の子が着ても可愛いんじゃないでしょうか。ありきたりのデザインになりがちなダウンですが、こんなコートが一着あれば自慢できそう。

気になるお値段ですが、コートが10万を超すあのマッキントッシュのブランドだから高いんだろうなと思っていたら、6万円代で買えるようです。

2013年10月8日火曜日

セクシーに着こなしたいadd(エーディーディー)のダウンコート。

ひさびさに一目惚れしてしまいました。イタリアのブランド、addのダウンコートがかなり私好みなのです。エーディーディーはまだ日本では知られていませんが、ヨーロッパではかなりの人気ブランドです。ダウンコートも今では様々なデザインが売られていますが、ダウンという性質からやっぱりスポーティだったりアウトドアファッション的なものが主流。モンクレールなら世界的デザイナーとのコラボによるモードなダウンも展開していますが、なにせお高いですよね。でも、エーディーディーはかなりセクシーなデザイン。そして、お値段も手頃なのです。


ロングコートは光沢のある生地にウエストがキュッと絞られたAライン。女らしくもカッコいいシルエットを演出してくれます。メンズもテーラードカラーのジャケットタイプの大人なデザインを展開するなど、かなりシック。価格は5万前後です。日本では伊勢丹やセレクトショップでしか手に入りませんが、だからこそ、今のうちに手に入れて自慢したくなるダウンです。

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