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2013年12月19日木曜日

アウターとダウンを連結させるZIP IN ZIP「ザ・ノース・フェイス」

このブログの紹介文にわざわざブランド名を出しておきながら、なぜか今まで一度も紹介しなかった「ザ・ノースフェイス」。知る人ぞ知るダウンブランドの話をしたいという思いが先行し、つい超有名なこのブランドを後回しにしていました。


「ザ・ノース・フェイス」は、今さらブランドヒストリーを紹介するまでもないですが、少しだけ。1968年、米国のカリフォルニア州バークレーで創業。 高品質の羽毛を惜しげも無く使ったスリーピングバッグ、パタゴニア遠征で伝説となった世界初のドーム型テント、そして1967年に発売されたダウンパーカの原型となったシェラ・パーカは、いまだにほとんどディテールを変えず絶大な人気を博し続け、世界中にコピー品があふれているほどです。


アウトドアシーンというよりも、今ではすっかり街着として大人気のザ・ノース・フェイスのダウンですが、ZIP IN ZIPシステム対応のダウンならば、さらに活躍の幅がぐんと広がります。ZIP IN ZIPとは、アウターとミドルレイヤーをファスナーで一体化させるシステムです。たとえば、マウンテンジャケットの下に、ダウンジャケットやフリースを連結させることができ、アイテムそれぞれの良さが相乗効果となって発揮されるのです。もちろんそれぞれ単品でも着られますし、連結させることもできるフレキシブルさが魅力。気候の変化が激しいアウトドアレジャーにも最適です。ダウンをインナーにすると暖かいのはわかっているのですが、ゴワゴワしたり動き辛かったりして、なかなか着づらいですよね。それをクリアしたこのZIP IN ZIPシステム、利用する価値アリです。


2013年12月18日水曜日

暖かさ・軽さ・耐久性も最高峰!頑固職人のダウン「フェザーフレンズ」

ダウンといえば軽くて暖かいのが特徴ですが、近頃はデザインを重視するあまりダウンを使用してもさほど暖かくないものが多いですね。そんな昨今のダウンにお嘆きのあなたに、ぜひおすすめしたいのがアメリカのダウンブランド「フェザーフレンズ」です。

しかし、このフェザーフレンズというブランドは、ほんと~ウッにもう、頑固なんスよ!メイドインUSA(特にシアトル)にこだわり続け、世界で評価されているブランドにもかかわらず大規模展開せずに工場はひとつ、直営店はシアトル店のみ!!「社長、ベトナムに工場作りましょうよ。もっと儲けられますよ」「バカモン!何いっとるか!ワシはシアトルでしかダウンは作らん!」という会話が何年かに一度なされているかは知りませんが、本当に頑固なんですわ。

フェザーフレンズの造り続けるダウンジャケットは、一切の無駄を廃しこのうえなくシンプル。代表作であるフーデッド ヘリオスジャケット 「チャラチャラしたダウンなんぞ、作ってたまるか!」と言わんばかりのスタイルなのです。しかし、このシンプルかつ美しい姿こそ、ダウンの力を100%以上活かすために考えつくされたフォルム。ジャケットというものは肩で着るものが一般的ですが、このヘリオスジャケットは身体全体を包み込むようなカタチに設計されており、それだけでも他のダウンとは全くちがうのです。そしてフードは飾りではなく徹底的に機能的に作られており、後頭部をスッポリと包んで、これさえあれば寝袋のようにどこにでも眠れるのではないかと思うほどの暖かさと安心感を与えてくれます。そして驚くべきは表地。EPICという特殊なナイロン素材が使われており水を吸わない構造になっているので、多少の通り雨に降られても、ササッと手ではらうだけで水滴がコロコロと落ちていくのです。なのに、ムレずに快適な着心地をキープしてくれます。しかもこの生地は、100回洗ったとしても機能性を損なわない。誠に素晴らしい生地なのです。一度フェザーフレンズのジャケットに袖を通したがその軽さ、暖かさに誰もが感動するはず。ウィンタースポーツやキャンプ、クライミングなどに、心強い相棒となってくれることうけあいです。ダウンジャケットをすでに数枚保持していたとしても、「買って良かった」と思わせる、それがフェザーフレンズの凄さ。


さて、日本に直営店を持たないフェザーフレンズのダウンジャケットを日本から購入するには、アウトドアショップやウェブショップを利用するのが一般的でしょう。アメリカ製なので、自分の身長・体型に合ったものを試着し、その着心地を実感してから買うのがオススメ。アウトドアショップでも即売れ必至なので、見かけたら迷わず手に入れたほうが良いでしょう。

2013年12月16日月曜日

ダウンで作って欲しい小物それは……!

今回は、各アパレルメーカーさんやブランド関係者各位がこのブログを読んでくださっていることを想定して、私が個人的に常日頃「ダウンで作って欲しいなあ」と思っている小物たちを発表したいと思います。

まず、何といっても腹巻き!!腰履きのスキニーとか履いてると、腰・腹回りがスースーしちゃって、女子の大敵「腰冷え・腹冷え」がたまらんのです。なので、腰回りを優しくホールドするダウン腹巻きがとっても欲しいのです。ベルト兼用になっていて、お洒落と実用を兼用してくれればなお有難いのですが、贅沢はいいません。室内用でも充分です。yosoouでは、ギャザー仕様の可愛いダウンのスカートを展開していますが、あれを筒状にしてお腹と腰回りにフィットする腹巻きがあったらいいなあ~と夢見ています。

それから、ダウンのレッグウォーマー!!これは既成品にあることはあるのですが、ちょっとお洒落っぽさが足りない…。表地がフェイクファーとか、編地が可愛いニットになっているとか、合皮で靴の上に被せるとまるでロングブーツに見えるとか…無理かな。かわいいダウンのレッグウォーマーが欲しい。


でも小物なので、値段は腹巻きもレッグウォーマーも5000円以下にして欲しいです。そして、洗濯機で洗えるウォッシャブルタイプであればもう、言うことはないです。以上冷え性に毎年苦しんでいるダウン好き女子の願望でした。

2013年12月15日日曜日

羽毛にナノレベルで撥水加工をほどこした「ミレー」

マウンテニアリングの世界はダウンウェア開発に余念がないようで、最新のテクノロジーを駆使し日々進化を遂げています。過酷な環境の中ではウエアの選択ひとつで命取りになってしまうのですから、メーカーとしても責任重大ですよね。

ミレーは80年以上もの歴史を持つフランスの老舗ブランドで、1950年代にフランス初のヒマラヤ登頂隊に装備を提供して以来、世界的なアルピニストをサポートし続けることによって技術革新を遂げてきました。

2013年に発表されたトリロジーリミテッドシリーズは、フランスの登山家エリック・エスコフィエが1987年にわずか40時間足らずでヨーロッパアルプス冬季三大北壁単独登山に成功したことに敬意を表し、生まれたものです。

その中のひとつ「トリロジーダウンテックジャケット」は、ミレーの経験とテクノロジーの粋を集めて製造された最新のダウンジャケットです。表地にはPERTEX®の中でも最軽量なカンタムウルトラライトを採用。摩擦や水に強く、羽毛と合わせた総重量が390gと超軽量です。ダウンにはなんとナノレベルで羽毛にポリマー加工を施し、素晴らしい撥水性と抗菌性を実現しました。だから、濡れや洗濯にも強く、厳しい環境の中でもダウンの軽さと保温性を高いレベルで保ちます。アウターやインナーダウンジャケットとして季節を問わず大活躍。左側のポケットに本体を折りたたんでコンパクトに収納できるポケッタブル構造で、とても機能的。アルピニストの頼もしい相棒です。


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2013年12月14日土曜日

今でもダウン嫌いのアナタへー20年前と今のダウンのちがい

「ダウンは着ないの。ダウンを着た時のシルエットが、他人だといいんだけど、自分だと許せなくて」これは、芸能人お洒落番長・YOUさんの言葉です。実は私も、以前はダウン嫌いだったんですよ。YOUさんと同じく「シルエットが許せなかった」んです。ぶくぶく太って見える気がして。というのもふた昔前のダウンって、ボンレスハムみたいなキルティングのぽってりしたフォルムのものしかなくて、本当に野暮ったいものが多かったんです。私の友人で、ダウンが大好きで毎年毎年新調している人がいるんですが、とにかくダウン買え~ダウン買え~と、すすめてくれるので、一度有名高級ブランドのものを試着したんです。そうしたら……なんかもう、布団着ているみたいだったんです。後で友人に報告したら「あのブランドは型が大きいのよ。大柄の人しか似合わない」と言われたんですが、ますますダウンから遠ざかるようになってしまいました。でも、年々身体がぬくもりと軽さを求めるようになってしまい、とにかく片っ端からありとあらゆるブランドのダウンを試着しまくったんですね。で、結果、ダウンが大好きになってしまいました。

なぜ急にこんな昔のことを思い出してしまったかというと、先日、某服飾量販店でダウンを男性と試着してみたんです。そのメンズのダウンコートがなんというかこう、作業服チックというか何というか、二回りも身体が大きく見えて一回りも老けて見えて…つまり、ふた昔前のダウンコートのシルエットだったのです。私も同じ店でレディースのダウンコートを試着したのですが、レディースは結構シルエットがキレイでした。女性の身体の場合、ウエストのカービィなラインを作れば、ダウンコートもわりかし簡単にきれいなシルエットになるんですよね。でもメンズの場合、そうはいかない。メンズのシルエットを見れば、大体そのブランドがいかにダウンを熟知しているかがわかると思いました。


今のダウンは本当にシルエットも洗練されてものが多いですし、「細見えダウン」も可能になりました。表地もどんどん進化しています。デザインによってはあの特有のフワッと感も毛皮みたいで逆にカワイイなと、今では思えます。ダウンにしか成し得ないデザインも多々ありますしね。ダウンが嫌いな人には、一度ありとあらゆるダウンを試着してみることをおすすめします。YOUさんも今なら好きになってくれるんじゃないかなあ。これほど最高の冬物アウターは他にはないですから。

2013年12月13日金曜日

3万円代で手に入る900FPのミリタリージャケット「エディ・バウワー」

以前、「3万円代で手に入るレディースのダウン」をご紹介しましたが、メンズなら、エディ・バウワーがおすすめです。ただし、35歳以上のある程度恰幅のいい男性が似合う服ではありますが。アメリカンサイズなので、体型的に日本のライセンスブランドが合わない人にもぴったりくるブランドだと思います。エディバウワーは、アメリカで初めてダウンジャケットを作ったブランド。過去にもエベレスト登頂や極地探検をサポートしてきました。創業者のエディ・バウワー氏は、シアトル近郊の島で生まれ、生涯自然を愛しありとあらゆるアウトドア・スポーツを楽しんだナイスガイだそうで、その生き方が服作りに受け継がれています。ダウン専門のブランドではありませんが、エディ・バウワーは今も多くのダウンを作っています。正直、レディースは素朴過ぎて私好みではないのですが、メンズはそのカントリーテイストがいい。ケヴィン・コスナーが似合うイメージですね。


エディバウワーの2013AWコレクションの中で、ブランドが特に力を入れているのが、900フィルパワーのダウン。500以上のフィルパワーがあれば上質と言われているダウンで、900のフィルパワーは最高位といえます。エディ・バウワーのサイトでは、親切にもすべてのダウンの暖かさと軽さをチャートにしているのですが、全47種類のダウンのうち、最も暖かく軽いと言われているのが、「EB900フィルパワーカスケードダウンパーカー」です。このダウンパーカーの暖かさの秘密は、900フィルパワーのマザーグースダウンと、表地に施された赤外線吸収プリント。太陽の光や人体から発する赤外線を吸収するので、とても温かいのです。ミリタリーデザインをモチーフに、フロントは刻印入りパラシュートボタンに2wayジッパーと、細部にもこだわりが詰まっています。これで35000円は、とってもナイスプライスではないでしょうか。

本命ダウンのキメテは表地にあり!「クレセントダウンワークス」

ダウンの質は、羽毛はもちろんですが、表地のクオリティが凄く重要なんです。せっかくダウンジャケットを買ったのに、なぜか羽毛が飛び出してきたり、すぐに生地がスレたり切れたりしてダメになったことはありませんか?ダウンが飛び出さないように強靭、かつ、軽さを損なわない表地というのは実は大変な技術なんですよ。

羽毛も表地もクオリティが高いダウンブランドのひとつに「クレセントダウンワークス」があります。古くからハンドメイドで、高品質のダウンアイテムを作り続けているアメリカのブランドです。


クレセントダウンワークスで特におすすめなのが、60/40クロスという、コットンとナイロンが格子状に編まれた生地を使ったダウン。両者のいいとこどりで摩擦に強く、かつ通気性も良いという優れモノです。また天候などのコンデションに合わせて生地の水分量が変り、多少の雨なら水の侵入も防いでくれます。60/40クロスの良さはこれだけではありません。なんと、使い込むほどに味わいが増すエイジングの楽しみがあるのです!!今まで使うほどボロボロになってヘタるダウンを着続けていたならもう、エクセレントダウンワークスのダウンは神服に思えますよ!!そして中綿のダウンもスゴい。650フィルパワー以上のダウンをなんと100%使っているんです。つまり、フェザーを使わないダウンであるということ。どんな高級ブランドのダウンでも、フェザーつまり空気を含まない羽根が10%は入っているものなんですよ。でも、クレセントダウンワークスのダウンは混じりっけなし、100%ダウン。一見シンプルなダウンですが、これだけのこだわりが詰まったダウンはそうはありません。年月が経つ程にその良さがわかります。

2013年12月12日木曜日

カップルクライマーが着ると愛が永遠になる「ウェスタンマウンテニアリング」

真冬でも夫婦やカップルで、アウトドア・スポーツや登山を楽しんでいる方を見ると、本当に羨ましいなと思ってしまいます。男女共通の興味は「自然」か「動物」しかないと何かで読んだことがあります。男女の仲がいつまでも長続きするには、自然の中で遊ぶかペットを飼うか…その二者択一だということでしょうか。話はずいぶんブレちゃいましたが、そんな仲良しクライマーにぴったりなダウンのブランドが「 ウェスタンマウンテニアリング」です。

ウェスタンマウンテニアリングは、そのブランド名の通り、登山者のためにつくられたブランドです。創業者自身も北カリフォルニアのクライマーで、既存の寝袋に満足できず「ならば自分で造ってしまおう」と、山を愛する気持ちと物作りの情熱からブランドはスタートしました。以来40年を経た今でもその理念は変わらず、品質を守ることを自らの責任としてメイドインUSAにこだわり、製品の命であるダウンは熟練工の手によって一つひとつ丁寧に詰められています。

ダウンの質を見分けるにはどうすれば良いのかという質問をよく受けますが、それは、各ブランドが出している「軽量ダウン」で比較してみればわかりやすいと思います。ウェスタンマウンテニアリングで最軽量のダウンはフラッシュベストですが、Mサイズの平均重量はわずか100g。着用してみれば他の軽量ダウンベストと暖かさが違うことがわかるはず。このフラッシュベストは襟がないので、街着としても幅広く着こなせる優秀アイテムです。ベストでわかりにくければ、クイックフラッシュジャケット(Mサイズ平均重量225g)を試着してみて。超軽量でありながら、とても暖かい。その差がきっと身体で実感できるはず。製品にはすべて850フィルパワーのダウンを使用しています。

なぜ私が「ウェスタンマウンテニアリング」のダウンをカップルクライマーにおすすめするかというと、登山用でありながらレディースのフォルムの美しさが秀逸だから。登山だから寒くなければいい、機能的ならばそれでいいというのでは、ちょっとさびしい。登山だって立派なデート、いやそれ以上のコミュニケーションができる大切な時間なのだから、女性には美しくダウンを着こなしてほしいのです。先ほどご紹介したフラッシュベストもクイックフラッシュジャケットも、メンズ&レディースどちらも揃っているのでペアで着こなせます。女性用はウエストがシェイプされ、ボディを美しく見せてくれるのはもちろん、身体にフィットしてとても暖かいのです。山はもちろん、街でスポーティカジュアルなコーディネイトにも活躍してくれます。


着れば夫婦円満、カップルの愛は永遠になる…かも知れない、実に素晴らしいウェスタンマウンテニアリングのダウンのご紹介でした。

2013年12月11日水曜日

ビジネスマンにおすすめの買いやすいダウンコートブランド

以前、ビジネススーツの上から着られるダウンコートというテーマでムーレーをおすすめしました。しかしムーレーのダウンは、高価な上に入手しにくいですよね。ということで今回は、ビジネスマンがスーツの上から着てもスマートで、かつ手に入りやすいダウンコートのブランドをご紹介したいと思います。

ビジネスマンにおすすめなのは、百貨店に置いてあるオンワード樫山のブランド。23区、五大陸、カルバン・クライン、J.PRESS、ジョセフ等です。オンワードなら品質も確かですし、大抵のブランドが百貨店にあります。熟年世代のビジネスマンならダックスのダウンコートもおすすめですよ。スーツの上から着られる丹精なダウンコートが見つかります。お値段は3万~8万円位と、ブランドによって幅広いのですが、安く手に入る方法があるんですよ。それは、オンワード樫山のファミリーセール。オンワードの倉庫がある都市では、定期的に従業員とその家族向けのセールを行っています。セールにはDMが必要ですが、ネットで検索すると入手できる方法が見つかります。価格は30%~70%オフとかなりお買い得。新作も安くなるほか、ワンシーズン前のものならかなり安くなる可能性も。ダウンはそれほど流行に左右されないものですし、スーツの上から着るダウンであれば、スタンダードなデザインでOK。ならば、とてもお値打ち品といえるでしょう。

2013年12月7日土曜日

ぴったりサイズでも快適な“ストレッチダウン”という新しい着心地

今までダウンといえば、軽くて温かだけれど、サイズが小さいとモコモコして動き辛いという欠点がありました。羽毛という空気をたくさん含んだ綿が入っているのですから、仕方がありません。だから、ちょっと余裕のあるサイズを着るというのが主流でしたね。しかし、ここ数年よく見るようになった表地にストレッチ素材を扱ったダウンは、とても動きやすくて快適。身体にぴったりのサイズを選んでも、楽に動けるのです。

特におすすめは、最近私がハマってるyosoouのストレッチダウン。いや決して私はyosoouの関係者では一切ありませんよ(笑)誰かに頼まれてやっているのでもないです(キッパリ)。ただもう、日本のモノづくり精神が宿っているyosoouが好きで、ここのダウンを紹介したくて仕方ないのです。

話はそれてしまいましたが、yosoouDual FlexR という新しいストレッチ素材を使ったダウンで、特にジャケットはぴったりサイズを着るとカッコいいんです。元々ダウンはそれだけで温かいから、インナーに厚手のものを着なくても大丈夫。薄手のインナーにぴったりサイズのダウンをスッキリ着るという着こなしに今季はハマっています。ダウンなのに細く見える、ぴったりだからシルエットもきれい。もちろん動きやすくて着心地も最高。一度手にするとそればっかり着てしまうストレッチダウンの魔力なのです。

2013年12月6日金曜日

yosoouのダウンが買えるショップって?!

さて、最近yosoouという日本ブランドのダウンにハマってそればっかりお話している私ですが、じゃあどこで買えるのかという疑問が湧いて、ショップを検索した方もいらっしゃるかと思います。

yosoouはダウンブランドなので、秋冬しか販売していないのです。しかも店頭販売は、全国の百貨店やパルコなどのリミテッドショップがメイン。期間限定なので、それを逃すと現物にはなかなかお目にかかれません。リミテッドショップは11月頃から開始され、12月半ば頃まではどこかでやっているようです。他は、actuelというセレクトショップで扱っているくらいで、残念ながら現在は知る人ぞ知るレアなブランドとなっています。


ショップでなければ、公式サイトやZOZOTOWNで購入も可能。こういう販売の展開も実にユニークなブランドといえますね。直営ショップを展開するコストを物づくりに活かしているのではないでしょうか。このレアさ加減、有名ブランドでは飽きたらなくなったダウン好きにこそ、手に入れたいと思うもの。出逢ったらもう、運命と思って即買いするしかないですね。

2013年12月5日木曜日

暖かさとスマートさを両立した「yosoou」のダウントレンチコート

前回ご紹介した日本のダウンブランド「yosoou」について、熱く語るシリーズ第二弾であります。「yosoou」は、ストレッチ素材の表地を使い幅広い世代に受け入れられるダウンを作っているので、ジャケットやコートは家族で共用することができます。こう説明してしまうと、ユニクロやコムサのようにスタンダードなデザインのダウンジャケットを思い浮かべる人が多いかと思いますが、「yosoou」のダウンは決して平凡なデザインではないのです。オリジナリティあふれるデザインで、着ていると「それどこのダウン?」と聞かれるような個性があります。

まず真っ先に紹介したいのがダウンのトレンチコートです。 yosoou2013コレクションの中で、トレンチコートはレディース4タイプ、メンズ1タイプの展開です。しかし、いくらyosoouのダウンがストレッチ素材を使い着膨れ感を失くしているとはいえ、ダウンはダウン。スマートさが命のトレンチコートのシルエットを死守出来るのかと正直思っていたのですが、実際着てみると、うん、カッコイイ。着脱可能なライナーに羽毛を入れたタイプや、数枚の生地を合わせて表地にキルティングを一切見せないタイプ、タテステッチでスッキリ見せるタイプなど、スマートに見せる工夫が凝らさせています。トレンチの過剰ともいえるパーツを極力省き、シンプルなデザインにしたのも正解ですね。バーバリーのトレンチコートのようなタイトなシルエットは望めませんが、「ダウンのトレンチコート」という新しいジャンルのカジュアルなカッコよさを生み出したyosoouには大拍手。何と言っても、ダウンならではの軽さ着やすさは、他のトレンチコートにはないもの。トレンチコートは気恥ずかしくて着られないという方や、痩せすぎて似合わないという男性にもぜひ試着してみて欲しいですね。今 手元にダウンコートやトレンチコートをお持ちの方が購入しても活躍間違いなしの一着なのです。









2013年12月1日日曜日

待ってました!良品適価のジャパニーズ ダウンブランド「yosoou」

今までモンクレールからユニクロまで、数々のダウンをご紹介してきましたが、ダウン専門ブランドはそのほとんどが欧米のもの。しかし遂に、日本のダウンブランドをご紹介する日がやってきました。ダウン好きとしては、日本のダウンブランドのことを語ることがことのほか嬉しく、これから数回に渡ってお話したいと思います。

そのジャバニーズブランドの名前は「yosoou」。「装う」と読みます。ブランドを立ち上げてまだ2年目。このブランドの特徴は新素材「Dual FlexR」を使用したストレッチダウンウェア であるということ。他ブランドのダウンにくらべてフィット感と動きやすさがとても快適なのです。特にターゲットを絞らず幅広い層に受け入れられるデザインで、「洗練された街で着るダウン」を提案しています。

yosoou」の面白いところは、とにかく何でもダウンで作ってしまうところ。ジャケットやコートは当たり前ですが、なんとノースリーブのドレス(!)やスカート、帽子、手袋までダウンで揃うのです。ねっ、ユニークでしょ?ラインナップを見るだけでワクワクしてしまいます。価格は、ダウンジャケットで3万円代の後半、ダウンコートで4万円代と、とても良心的。アイテム一つひとつを語りだすと、とっても熱く長くなってしまうので、また次回に。とにかく注目度大のブランドですぞ!!

2013年11月24日日曜日

デザインがいい、3万円代ダウンの探し方(レディース)

数千円から数十万まで、ダウンの価格は本当に幅が広いですね。ダウンは、デザインと質が両方叶うものという条件で探すなら、やっぱり5万円は超えてしまいます。それ以下なら大抵どちらかを妥協しなくてはいけない。デザインが良くてもさほど温かくなかったり、温かくてもデザインがありきたりだったり。とはいえ、予算には限りがありま
すよね。冬のはじめのまだ寒さが本格的でない時に着るダウンや温かさよりもデザインで選びたいという時に、3万円代なら結構良いものが見つかると思います。

ショップ巡りのスタートにおすすめは、セレクトショップ。スピック&スパンやシップス、ナノユニバースなとに3万円代のダウンが豊富です。タイプの違うダウンを揃えていますし、高いダウンもあるので比較もできてダウン探しのスタートにはピッタリです。セレクトショップで試着してみて、好みや温かさ、品質と価格のバランスを見て基準にします。

次に百貨店をチェックしてみましょう。エレガンス系が好みの方やOLさんの通勤ダウンなら、百貨店を先にチェックするのも良いかも知れませんね。百貨店ではおなじみのアンタイトルや組曲、クードシャンスが3万円代ダウンの狙い目です。ただ、百貨店には高価なダウンも目に入るので、つい予算オーバーになりそうですが(笑)

このブログでご紹介したブランドの中では、ラコステが3万円代ダウンのおすすめブランド。アウトドアスタイルのダウンなら、モンベルが暖かい良質のダウンを3万以下で揃えています。皆さんにぴったりのダウンが見つかりますように。

2013年11月22日金曜日

リアルクライマーへ捧ぐMOUNTAIN EQUIOMENT(マウンテンイクイップメント)

富士山が世界遺産に登録されてからというもの、登山客が飛躍的に増えたそうですが、皆さんどんなスタイルで日本一の山に挑んでいるのでしょう。特に冬の富士山は超過酷。難易度はエベレスト級と言われているそうです。今回は街着としてのお洒落ダウンではなく、リアルクライマーのためのダウンブランドを紹介します。

英国のMOUNTAIN EQUIOMENT(マウンテンイクイップメント)は、 ヒマラヤをはじめとする高峰に挑みつづける英国登山隊を支え続けてきました。また登山ガイド協会やレスキューチームのサポートをし、現場の声を製造にフィードバックし、品質の信頼を強固なものにしています。


その中でもANNAPURNA JACKET は、登山用として最高峰の機能と品質を持つダウンジャケット。保温性の高さはもちろんのこと、雨風を徹底して防ぐマテリアルも傑作。これで価格は5万を切るのです!本格アウトドアブランドからダウンをセレクトしたい人には、ぜひこの マウンテンイクイップメントの一着を手にして欲しいと思います。

2013年11月15日金曜日

アメカジ大人男子は、ウールリッチのアークティックパーカ。

大人女子という言葉には賛否両論な今日このごろですが、今回は大人男子って言葉をあえて使わせていただきたい。アメカジ好きな人ってやっぱり永遠に少年、男子だと思うんですよ。そういうアメカジ大人男子にぜひ着ていただきたいのがウールリッチのアークティックパーカです。

ウールリッチは、180年を超える歴史を持つアメリカのアウトドアブランドです。昔からハンター用のジャケットやパンツに定評があるブランドでしたが、1970年代、アメリカからアラスカまでの天然ガスパイプラインを引くために開発されたのがアークティックパーカです。以来、ウールリッチのアイコンとして世界中で愛されています。


アークティックパーカは誕生から30年以上を経た今でも、メイド・イン・USA。少しずつモデルチェンジを繰り返し、近年は身体にフィットする立体的なパターンのモデルを発表するなど、ますますカッコ良くスタイリッシュになっています。表地もイタリアの高級生地ブランド「ロロ・ピアーノ」を採用するなど、シックなカジュアルスタイルもカバーできる優れものに。アメカジ好きじゃなくても、一着は持っていたいダウンですね。

2013年11月12日火曜日

アメリカのカジュアルスタイルDenim & Supply Ralph Lauren

ラルフローレンといえば、幅広い世代に人気のブランドですが、デニム&サプライはそのラルフローレンの若年層向けカジュアルスタイルブランドです。ブランド名が示す通りデニムをシグネチャーとして、13年AWは英国風のボヘミアンやアメリカの南西部をテーマに展開。ヴィンテージ感あふれるアイテムが多く、ロックな雰囲気がかなり格好いい。ビバリーヒルズ高校に通っていた時代のレニークラビッツが似合いそう。

肝心のダウンジャケットですが、特筆すべきは3万円代とかなりお求めやすいブライスであること。あのラルフローレンのダウンが3万円代で買えるのなら、かなり満足感があるのではないでしょうか。

デザインは、カモフラージュプリントやフェイクレザー、ミリタリージャケットにインスパイヤされたものなど、ハードでありながら泥臭くなく品格があるのは、さすがラルフローレン。全部に共通して言えるのは、右腕に星条旗のパッチが付いていること。この辺もお好きな方にはたまらないはず。男っぽく着こなしたいダウンです。

2013年11月9日土曜日

一生物にしたい。洗練の極みHERNOのダウン。

矛盾するようですが、私はファッションに一生ものはないと思います。たとえば定番中の定番と言われるトレンチコートでも、時代毎にモデルチェンジされており、長く着るほどベージュの生地は襟元から色あせていく。それでも「一生物にしたい」と思える出会いがあるのです。私にとって、HERNOのダウンがそうでした。

ヘルノは1948年ミラノに創業。2013年に東京・青山にフラッグショップがオープンし、ファッショニスタの熱い注目を浴びています。ヘルノを象徴する素材はカシミア、ビキューナ、そしてダウンと言われており、高級素材を贅沢に使用した美しい服作りで知られています。デザインは伝統的でありながら、常に革新的なモードスタイルをバランスよく取り入れており、洗練の極みとなっています。

ヘルノのダウンは超軽量で有名です。「ダウンなんて軽量が当たり前」と思っている人でも、一度手にすれば驚くはず。これは、軽量なナイロン生地に羽毛を注入するという独自の技術であり、軽いだけでなく着ぶくれすることがなく、美しいシルエットをキープしてくれます。

ヘルノのダウンは、そのシックなカラーも唯一無二。シャンパンカラーやグレージュなど大人に映える上品な色合いがとても綺麗です。また、プリントと無地のリバーシブルのダウンコートや上質なウールとレイヤードしたかのように見えるダウンジャケットなど、ヘルノならではのエレガントなデザインのため息もの。お値段も10万~30万くらいと高価ですが、一生物にふさわしいラグジュアリーブランドです。

2013年11月5日火曜日

誰もが戦隊ヒーローになれるダウンAI-RIDERS ON THE STORM

本日はちょっと面白いダウンをご紹介しようと思います。皆さんはダウンのフードを被ったりしますか?ダウンのフードって、ある・なしで大きくデザインが変化しますよね。でも、よっぽど寒くない限りは被らないんじゃないでしょうか。

AI-RIDERS ON THE STORMのダウンは、フードを被ると劇的に個性を発揮するという、珍しいデザインです。ダウンのジッパーを上まであげると…なんと頭のてっぺんまで上がり、顔がスッポリとプロレスラーのマスクのように覆われてしまうのです。目の部分にはでっかいレンズ、口と耳はメッシュ構造になっています。百聞は一見に如かずなので、実際に映像をご覧ください。

230秒位でやっとダウンの全貌があきらかに(笑)


まるで、戦隊ヒーローのようです。色も赤やグリーンなど戦隊ヒーローカラーがバッチリ揃っています(笑)このブランド、2011年に誕生したばかりなのですが、決してふざけてこんなダウンを作ったのではなさそうです。元々イタリアのComei&Coというメーカーで、著名なデザイナーと30年もの間ダウンを製造してきた実績があります。軽いのはもちろん、身体の動きに沿うようにデサインされており機能的。だからお値段も4万円代と、安物ではないのです。

AI-RIDERS ON THE STORMのデザイナー兼オーナー曰く「インスピレーションの源は息子。彼はコミックブックのファンなんだ」。ほら、やっぱりー。


フードをすっぽり被って歩くと警察から職務質問されそうですが、耳や顔があったかいというだけでなく、お好きな方には強力なパワーを秘めたダウンではないでしょうか。

2013年11月1日金曜日

今年のダウンはタータンチェックに要注目。

今年2013年の秋冬は、英国のキャサリン妃のご出産というおめでたいニュースも後押しとなって、ブリティッシュスタイルのファッションが流行していますね。中でも、タータンチェックのアイテムはどこのブランドも展開しています。言わずと知れたダウンブランドの最高峰、モンクレール ガム・ブルーでも、タータンチェックのそれはそれはスタイリッシュなダウンジャケットやコートを出しています。

トム・ブラウンによる今回のコレクションはスコットランドハイランドゲームにフォーカスしているそうで、スコットランドハイランドゲームとは、スコットランドで毎年開催されるスポーツ競技会、お祭りのようなものらしいです。テーラード仕立てがタータンチェックの気品をいっそう際立たせるジャケットやコートの数々。プリーツディティールやキルトなど、繊細なクチュール的技が光ります。

プライスも20万、30万超えのものが多く、その点でもさすがモンクレールですが、今年はリーズナブルブランドの中にもタータンチェックのダウンが展開されるのではないでしょうか。要注目です。

2013年10月29日火曜日

ストリートテイストを取り入れながらも品があるラコステ

ここ数年、ラコステに注目しています。ご存知の通り元々テニスウェアを作っていたブランドなのでスポーティで爽やかな印象の服ですが、近年はストリート系のテイストも取り入れ、ミッドセンチュリーの匂いもしてとにかくカッコいい。ミリタリーコートやモッズコートも、ハード過ぎず上品。良家の子女やお坊ちゃまが、ストリート系の服を身に付けているといった風情がたまらなくいいのです。

さて、肝心のダウンジャケットやコートなんですが、メンズ・レディース共に価格は3万円代後半と、なかなか手頃なお値段が魅力です。3万円代のダウンって、実はなかなかないんですよ。1万円代の安いダウンは探せても、3万円代は本当に少ない。機能性とデザインを両立させたダウンは、5万円以上のものに集中しているのですが、ラコステのダウンはお手頃価格にもかかわらず、このふたつをクリアしている貴重なブランドです。


2013年10月27日日曜日

現代のカウボーイに捧ぐ、ロッキーマウンテンフェザーベッドのベスト。

今回も男子用ダウンのおすすめブランド紹介です。ロッキーマウンテンフェザーベッドは、1960年代後半、アメリカ・ワイオミング州(俗称カウボーイ・ステイツ)のジャクソンホールで誕生しました。

継ぎ目の無い一枚革を使ったウエスタンヨークのダウンベストは、フェザーベッド(羽毛ふとん)のように温かく、カウボーイたちに愛されブランドのアイコンとなります。しかし、1980年代にブランドは消滅。しかし、ロッキーマウンテンフェザーベッドのコレクターである日本人男性が20年の歳月をかけて、研究と試作を繰り返し、2005年秋、見事にこのブランドは復活を遂げるのです。

一枚革を使ったウエスタンヨークをはじめ、伝統は守りつつもオリジナルを超えるプロダクツを次々と発表。ロッキーマウンテンフェザーベッドのダウンベストは、世界中の人々を魅了しています。

カウボーイの御用達ブランドのダウンベストなんで泥臭そう…と思うと大間違い。シルエットが細身なのでダウン特有のモコモコ感が全くなく、スタイリッシュに着こなせます。カラーバリエーションも豊富で、定番のナイロンクリスティのほか、ウールやハリス・ツイードなど生地によっても全く表情が異なるので、いろんな着こなしが楽しめます。

デニムジャケットの上から羽織ってリアルカウボーイを目指すもよし、ニットカーディガンとレイアリングして優しい男らしさを演出するもよし。ちなみにレディスもあるので、デニスカやウエスタンブーツと合わせるとキュートなカウガールの完成です。

2013年10月26日土曜日

パーティ会場へ着ていくダウン「モンクレール ガム・ルージュ」

セレブリティが冬場にパーティ会場を訪れるシーンには、大体毛皮のコートを着用していますよね。毛皮の下には肌を露出したドレス。でももし、セレブがそんなありきたりな装いに飽きたとしたら…ダウンでパーティもアリ。「モンクレール ガム・ルージュ」の20132014年秋冬コレクションを見てそう思いました。

モンクレールというブランドは、アウトドアファッションに過ぎなかったダウンを、モードの粋まで高めたというところに功績があります。ジャンバティスタ・ヴァリによるコレクションは、ファーなどラクジュアリーな素材にダウンを使うことにより、アバンギャルドでありながら品格を感じさせる仕上がりに。特にコレクションのメインとなるピュアホワイトのシリーズには、スワロフスキーがふんだんにあしらわれ、ため息が出る美しさです。毎シーズン驚きのダウンを展開してくれるモンクレールから目が離せません。

2013年10月25日金曜日

PENFIELD USAとAnd Aのコラボダウンに注目!

今回は男子におすすめのダウンです。

ペンフィールドは、アメリカのマサチューセッツ州創業のアウトドアブランド。ニューイングランドの厳しい気候に耐えられるよう作られたアウトドアファッションは、機能性・実用性に富んでいます。LLビーンなどアウトドアブランドの商品も、実はペンフィールドが製造していたのです。

ペンフィールドはアメリカだけでなく、ヨーロッパの中では特にイギリスで人気。セレブの間でも愛用者は多く、オアシスのステージやエリック・クラプトンのMVで着用したことで、さらに人気に拍車をかけました。


ペンフィールドが手がけるデザインは、良くも悪くもアメリカ的。それが良いと思う男性も多いことでしょう。よりスタイリッシュさや新しさを求める男子におすすめなのが、日本のブランドAnd Aとのコラボダウンです。柄はドットとカモフラージュの2タイプ。これがとってもカワイイ。表地はデザイン性だけでなく、DURABLE WATER RESIST(通称DWR)加工が施されており、耐水性がありながら通気性を維持。ダウンは、550フィルパワーだから保温性も充分です。これで、35,700円はお値頃ではないでしょうか。機能・品質・デザイン・プライスのバランスがとれたこのダウン、20131021日現在予約受付中で限定数量に達し次第、受付終了するそうです。

2013年10月23日水曜日

ラグジュアリーな大人のダウン、マックスマーラ。

エレガントでラグジュアリーな大人の女性にしか着こなせないブランド、マックスマーラ。特に毎シーズン展開されるコートは上質で知られています。特に日本では価格という意味でも大人しか手が出せない高級ブランドですが、パターンが大人の女性の身体に合わせて作られているので少女の身体で着るのは少し無理があると言えます。

日本人離れした、欧米タイプの背の高い女性に似合いますね。ダウンコートも試着するとわかるのですが、多少大きめに作られています。背が高くてあまり似合うダウンがないとか、大人の雰囲気のダウンが欲しいという方は、マックス・マーラで探してはいかがでしょうか。

2013年10月21日月曜日

極寒地で戦ってきた、質実剛健さがカッコいい「カナダグース」

有名・老舗のアパレルブランドも長引く不況でコストダウンを迫られ、次々と生産拠点をアジアに移しています。このような状況下でも、発祥地での生産を貫く頑固なブランドがあります。カナダの「カナダグース社」もそのひとつ。1957年の創業以来、現在に至るまで「メイド・イン・カナダ」にこだわり、革新し続ける技術の下に、品質を向上させているブランドです。

カナダ北部や、氷点下60度以下で作業している南極で暮らしている人々にも愛用されているというだけあって、温かさは折り紙付き。丁寧に手詰めされた625フィルパワーの高品質ダウン、表地には雪をも弾く耐水性でありながら通気性に優れているという独自のArcticTechを使用し、袖口は冷気を通さないリブ編みという徹底ぶり。

カナダグースのダウンジャケットやコートは、ぜひ男性に着て欲しい。カナダグースのテクノロジーを集結した「エクスペディションパーカ」や 軍の特殊部隊のジャケットをモチーフにした「ガムループス」など、とにかくその質実剛健さがカッコいいんです。バイカーやミリタリー系のファッションが好みの方も要注目です。

南極や北極で使われているダウンなんて日本で着ると暑いんじゃ…と心配する人も多いかと思いますが、日本の気候や体型に仕立て直した「日本モデル」を展開しているのでその点は大丈夫。このダウンで下はシャツだけ、それでも格好良くて温かい。オバマ大統領やキムタクが着て日本の人気も急上昇中です。

2013年10月18日金曜日

モンクレールの製造元、PYRENEX(ピレネックス)が買い時?!

モンクレール、デュベティカといえば、言わずと知れたダウンブランドですが、そのダウンを製造している会社、いわば下請け工場が立ち上げたブランドがピレネックスです。ピレネックスのダウンジャケットは、かなりモンクレールのスタンダードなダウンジャケットにデザインが似ています。

おまけに、胸とか腕とかにワッペンまで付いてますから、「モンクレール作っている会社ですよ」と主張していると言わざるを得ない。

もちろん、下請け工場だから、デザインが似ているからといって、モンクレールと品質が同じというわけではありません。モンクレールは、表地も羽毛も最高級のものを使っていますが、そこまでは真似できない。しかし、ピレネックスが使用しているのは、700~800フィルパワーのオリジナルダウン素材「エルデヴェン」です。

一般的には550フィルパワーで高品質と言われているのですから、充分に品質を追求していると言えるでしょう。そして価格はジャケットで平均5万以下。今はまだ知られていないブランドですから、これから価格が上がることも考えられますし、今が買いかも知れませんね。

2013年10月17日木曜日

ユニクロのウルトラライトダウンを新しい服として考えてみる

今まで数々の高品質・高級ダウンブランドを中心にお話してきましたが、このブランドの話も避けては通れないなと思いました。そう、ユニクロです。言わずと知れた日本が世界に誇るファーストファッション・ブランドです。

私がはじめて出会ったファーストファッション(なんて言葉は当時ありませんでしたが)のブランドは、香港のジョルダーノでした。90年代の初頭だったと思います。バーゲン時期に香港へ行くと、当時のレートで換算して2000円を超す服はほとんどなく驚いたものです。

ジョルダーノはもちろん今も健在で、アジアを中心に店舗展開を進めていますが、近年のユニクロのようにニューヨークやパリの一等地に大型店を構えるまでには至っていません。H&Mやフォーエバー21も目覚ましい勢いで世界に店舗を展開していますが、これらとユニクロを比べても、同じファーストファッションとはいえ一線を画しています。

そう、「クオリティ」の差が明らかなのです。生地や縫製はもちろん、ディスプレイや接客態度に至るまで、徹底したクオリティの良さが貫かれている。しかも、毎年毎年そのクオリティは更新されているのだから凄い。企業努力がこれほど目に見えてわかる会社はありません。


前置きが随分と長くなりましたが、ようやくダウンのお話です。毎年秋にユニクロで展開されるウルトラライトダウン。この一着を、他のブランドのものとくらべて「少しのダウンしか入っていない安価なペラペラダウン」と一言で片付けるのは、あまりにもつまらない。ユニクロは、安さと品質のバランスを提案という形で、新しい価値観に置き換えているのです。薄いダウンだから、ニット感覚で羽織る、ジャケットやコートのインナーとして着こなす。部屋着やナイトウェアにも良いかも知れない。コーディネイト次第では、秋口から真冬まで、幅広く活躍してくれる一着になってくれるのです。高級ブランドのダウンとは違う角度から見て、私はユニクロのダウンを面白いと思います。

2013年10月13日日曜日

今最も熱いダウンウェアブランドPEUTEREY(ピューテリー)

今もっともアツいダウンウェアブランドと言われているのが、イタリアのピューテリー。イタリアのダウンメーカーの名門「ジオ・スピリット社」が手がけています。デザインはいたってシンプルですが、それも質の良さに自信があってこそ。メンズは、デニムにはもちろん、スーツの上にも羽織れそうなダウンコートが揃っています。

レディスは「カッコいい系」ですね。ダウンに甘さを求めない、クールなデザインを愛する方におすすめです。お値段は、ダウンコートで10万超え(日本販売価格)。ショッピングサイトでアウトレット品を安く手に入れる方法もありますよ。

2013年10月11日金曜日

Stormseal (ストームシール)のダウンダッフルコートが可愛い!

マッキントッシュといえば、英国の老舗コートブランド。ファッション好きなら、マッキントッシュのゴム引きコートは一着は欲しいマストアイテムですね。そのマッキントッシュが作ったダウンコートの専門ブランドがストームシールです。

ストームシールらしいダウンコートは、何といってもGULVAIN『ガルヴァイン』 と名付けられたダッフルコートタイプのダウン。ダウンをダッフルコートにしちゃうなんて、さすがマッキントッシュですよね。

ダッフルコートといえば、存在感のあるフードやグルボタンが特徴ですが、 ガルヴァインにもしっかり受け継がれています。ダウンでありながら、すっきりとしたシルエットが特徴。短めの丈も軽やかで着やすいデザイン。メンズのみの展開のようですが、サイズが合えば女の子が着ても可愛いんじゃないでしょうか。ありきたりのデザインになりがちなダウンですが、こんなコートが一着あれば自慢できそう。

気になるお値段ですが、コートが10万を超すあのマッキントッシュのブランドだから高いんだろうなと思っていたら、6万円代で買えるようです。

2013年10月8日火曜日

セクシーに着こなしたいadd(エーディーディー)のダウンコート。

ひさびさに一目惚れしてしまいました。イタリアのブランド、addのダウンコートがかなり私好みなのです。エーディーディーはまだ日本では知られていませんが、ヨーロッパではかなりの人気ブランドです。ダウンコートも今では様々なデザインが売られていますが、ダウンという性質からやっぱりスポーティだったりアウトドアファッション的なものが主流。モンクレールなら世界的デザイナーとのコラボによるモードなダウンも展開していますが、なにせお高いですよね。でも、エーディーディーはかなりセクシーなデザイン。そして、お値段も手頃なのです。


ロングコートは光沢のある生地にウエストがキュッと絞られたAライン。女らしくもカッコいいシルエットを演出してくれます。メンズもテーラードカラーのジャケットタイプの大人なデザインを展開するなど、かなりシック。価格は5万前後です。日本では伊勢丹やセレクトショップでしか手に入りませんが、だからこそ、今のうちに手に入れて自慢したくなるダウンです。

2013年9月10日火曜日

日本の高級食材「京鴨」のダウン発売!!

ダウンコートやジャケットは、その中綿であるダウンの品質で、暖かさや着心地が決定します。高級ダウンには、主にヨーロッパ産のダウンが使われているようです。ところが今年、日本産の高級ダウンが発売されるとのニュースを耳にしました。

ダウンが、羽毛が、日本産?!そんなの、見たことも聞いたこともない!!しかも、高級食材として食通がこよなく愛す「京鴨」のダウンというじゃないですか。そのダウンジャケットの発売元は「山陽商会」。

そう、バーバリーの日本ライセンス権を持っていることで有名なアパレルメーカーです。同社は今年創立70周年を迎え、その特別企画「ジャパン・クオリティー」の一環として、「京鴨ダウン」を打ち出すそうです。

京鴨は、高級食材として流通しているもので、衣料の素材として使われることはなかったそう。これだけでも「山陽商会」の意気込みがわかるというもの!!その品質はというと、ダウンの反撥力を示す フィルパワーはなんと700!!

一般的な高品質ダウンは550だから、かなりのクオリティー。今まで肉意外は捨てられていたのでしょうか、いやあもったいない!だとしたら、衣料用に羽毛を確保するのは何年かを要するのではないかと思われ、このプロジェクトは結構な長期計画だったと想像できます。

残念ながら、メンズしか展開していませんが、今季ファッショニスタの注目株になることは間違いなし!!「ザスコッチハウス」「アレグリ」「イルファーロ」「サンヨー」「フランコプリンツィバァリー」の5ブランドで展開されるそうです。

気になる価格は43,000円~95,000円。 その希少価値と品質から言えば、この価格は妥当じゃないと思うのですが、いかがでしょうか。

2013年2月28日木曜日

ダウン界のロールスロイス「MOORER ムーレー」

ダウンジャケットというと、どうしてもカジュアルなイメージになりますね。ビジネスシーンに、スーツの上から着られるダウンはないのかという、 特にダンディな男性からのご要望にお応えするのがイタリアのブランド、MOORER ムーレーです。

ムーレーのダウンはプレミュールダウンという最高級品質のホワイトグースを使用しており、イタリア政府の指定規格に従い、イタリア国内で殺菌消毒するという品質管理の徹底ぶり。もちろん表地やファスナー、ボタンに至るまですべてに高級品を使用、目に見えない細かなディティールも丁寧に作り込んでいるのです。 デザインは品質の良さを象徴するかのように極めてシンプル。しかし若造には着こなせないダンディズムが漂っています。

イタリア本国では、「腕にワッペンのついたガキ臭いモンクレールなんか着られるか」といった伊達男たちに愛されています。 ダウン界のロールスロイス、あなたも一着いかがですか。

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2013年2月18日月曜日

日本の登山家の良心、EXグースダウンに保証をつけた「モンベル」

モンベルは山をこよなく愛する辰野 勇氏が 登山仲間と立ち上げたブランドです。モンベルのダウンはタウンユースから、極地探検も可能な本格登山用まで多彩に揃っています。中でもいち押しなのが、EXグースダウンシリーズ。 ダウンの保温性はフィルパワー(FP)の数値で表されますが、 一般的に600~700FPが良質ダウン、700以上のものが 高品質ダウンと言われています。

モンベルのEXグースダウンは、 なんと、900FPと800FPダウンを使用しているのです。羽毛そのものの保温パワーが優れているので、 軽量でも暖かなダウンジャケットを実現しています。質の悪いダウンを少しだけいれた ライトダウンとはわけが違うのですよ! しかもこのダウン、家庭で洗濯が出来るのです! それだけ、へたりにくい高品質のダウンを使用している という証です。

モンベルは、EXグースダウンに3年間の保証をつけており、 正常の使用で生じたキズなどに対して無料修理を行っています。 この自信、サービスの良さ、素晴らしいですよね。

モンベルのダウンジャケットやコートはどれもデザインはシンプル。 表地やジッパーなどでさらに保温性を高めるなど、 機能性をとことん追求しています。 値段もEXダウンシリーズでも1万円代からと、 高品質なのにとてもお手頃なのです。 1万円代のダウンに3年保証をつけるブランドが他にあるでしょうか。 軽さや見てくれだけのダウンではなく、 品質と機能性を求めるならモンベルは本当に良心的な おすすめブランドですよ。



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