ダウンの特性を活かすため、ジャケットの表地にはある程度通気性が良いものが採用されているということは以前お話ししましたね。通気性が良いということは、イコール風も通すということ。その分、若干寒くなるのは仕方ありません。なので、極寒地で着るダウンなどハードユースなものは、保温性が重視され、表地の通気性があまりよくないものもあります。また、登山など気候の変化が激しいシーンでは、「重ね着」のテクニックを駆使して乗り切ることが多いようです。
ダウンの上から防水ジャケットなど、風を通さない強固なアウターを一着重ね着するのです。こうすれば、ダウンの特性を活かしながらも寒さから身を守ることができる。これはタウンユースにでも応用できるテクで、以前ご紹介したザ・ノースフェイスのZIP
IN
ZIPシステムも、ダウンにマウンテンジャケットを重ねる、フレキシブルな着こなしテクのひとつです。
海外旅行など気候が読めない時にも、これは使えますね。ライトダウンジャケットを携帯して(丸めてコンパクトに収納できるケース付のダウンもありますよね)寒くなったらインナーにするテク。軽いダウンだからこそ、なせる技です。
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