あなたの着ているダウンジャケットはどこで作られたものですか?カナダ?中国?それともベトナム?最近はミャンマー製とかありますよね。タグを見て確かめてください。他の衣料でもそうですが、あまり日本製のものにはお目にかかれませんね。多くのメーカーが人件費の安さを求めて海外へ生産拠点を移しているなかで、頑固に「国産ダウン製品」を貫いている会社があります。その名は「ナンガ」。モンクレールやカナダグースのように名を知られていないのが悔しいですが、本当に質の高いダウン製品を求めている人には、絶対的な信頼を寄せられているメーカーなのです。
ナンガは、滋賀県に本社と工場・ショールームを置くダウン製品のメーカーです。シェラフ(寝袋)に定評があり、ナンガのシェラフには「永久保証」が付いています。つまり、ダウンがへたるまで(約10~15年)、シェルに破損が起きた場合はすべて無料で修理を行ってもらえるのです。工場とオフィスが一体化している国産メーカーだからこそ、成し得る保証ですね。
製品の命といえるダウンは、原産国が証明された高品質のヨーロッパダウンを採用しています。ダウンは洗浄・精製技術が優れていなければ、ダウン本来の特性を引き出すことができません。日本のダウンの洗浄・加工技術は大変高く、ナンガももちろん、本来のポテンシャルを最大限に引き出した国内加工の羽毛のみを使用しています。
そして滋賀の工場で、生地の裁断から縫製、ダウンの封入、検品と出荷準備までその製造工程のほとんどが職人さんの手で行われています。一つひとつ丁寧に作られた、メイド・イン・ジャパンのダウン製品。「日本製だから当然高いんでしょ?」などと思うなかれ。ダウンベストなら13,125円~、ダウンジャケットなら15960円~27825円という、なんともお手頃価格なのです(2014年1月公式サイトでの価格)最近では、その質と信頼性の高さから、他のアパレルメーカーやブランドからの別注生産の依頼も多く、ナンガとのダブルネームにしたいという注文も増えているそうです。もしお気に入りのショップで、ナンガのダブルネームのダウンを見かけたら、それは「買い」ですぞ!!
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